二級ファイナンシャル・ブランニング技能士(国家資格)
3級FP技能士の記事でも説明しましたが、上記名称が正式名称だそうです。
資格の説明は、3級FP技能士の記事を参照願いますね。試験の概要など詳しく知りたい方は、金融財政事情研究会のHPで確認願います。ちなみにHPから試験の申込もできますからね。
3級FP技能士の記事でも前置きの話を書きましたが、2級FP技能士でも私がどういう状況で勉強してきたのかっていうのも参考になるかもしれませんので書いておきます。読みたくなければ飛ばしても結構ですからね。
まず、2級FP技能士の勉強を開始したのは、平成20年11月9日の行政書士試験を受験して1週間ぐらい過ぎてからだったと思います。2級FP技能士の試験日が平成21年1月25日だったので、勉強期間約2ヵ月半しかない状況でした。
正直、2級FP技能士は2ヵ月半では厳しいかなぁとは思いましたが、テキスト&問題集は行政書士の勉強をしている最中にすでに購入しておきました。3級FP技能士を5月、行政書士を11月、2級FP技能士を翌年1月に受験するという無駄のない効率的な年間スケジュールを計画していましたので、勢いでそのまま行ってしまおうって感じでした・・・。(計画と言っても、合格するって気持ちだけの計画であって、勉強スケジュールは綿密ではなく、かなり大雑把でした・・・。)
3級FP技能士を5月の終わりに受験して、一旦6月~11月前半までは行政書士の勉強だけをしていましたが、3級も2級もベースになる勉強の内容は同じでしたので、3級で勉強した知識を2級のテキスト&問題集で思い出せるのです。それができれば2ヵ月半の合格は可能です。
もちろん、皆さんは私のように間に行政書士の試験を挟む必要はまったくありませんので、5月に3級FP技能士、9月に2級FP技能士を受験して合格することもできるはずです。そちらの方が、勉強期間にブランクがないし、似たような勉強を続けてしているのですから、当然勉強した内容を忘れる確率は低くなりますよね。一番効率のよいスケジューリングですよね。
勉強方法、使用したテキスト&問題集などは3級FP技能士と同じ出版社の2級用のモノを使って勉強しました。
テキスト&問題集は、
どちらも3級FP技能士と同じナツメ社の本を使用しました。過去の試験問題&解答も上記金融財政事情研究会のHPからダウンロードして利用している点も同じです。
勉強方法、テキスト&問題集、過去の試験問題の入手方法と利用方法は3級となんら変わりありません。(ただし、2級のテキストの内容は少し深いところが載っていたり、試験形式も午前問題は4択、午後は記述式、○×式、多肢選択式が併用されていたり違いは当然あります。当たり前ですが難易度も・・・)
勉強方法のところは、気になるところだと思いますので、もう一回書いておきます。
分野ごとのテキストの勉強が終わったら章末問題をやって、その分野のテキスト準拠の問題集を解く。それを2回繰り返し、3回目の問題は間違えたところだけ解く(できなかったら答えを暗記しちゃう)。問題集にはチェック欄があるので有効に利用してくださいね。
そして、ダウンロードして印刷した過去の試験問題を過去1年分(3回分)は最低解く。これも間違えたところを1回、2回見直して出題パターンを把握する。
繰り返す回数に関しては、時間に余裕がある方は何度やってもいいですからね。このブログに書いた繰り返し回数は私が実践したものです。(ちゃんと合格しましたよ!!)
ダウンロードした過去の試験問題の解答には、3級FP技能士と同様に詳しい解説が全くありません。ですから、使用したテキスト&問題集で類似パターンの問題を探して分析するという流れです。(あくまで私のやり方ですよ!!)
あとは、2級FP技能士では何を意識して勉強したらいいのかとか試験当日対策はどうやったのかっていうところの3級FP技能士との違いの部分を書いていきたいと思います。(たいした違いではありませんけどね・・・)
2級と3級の最大の違いは、試験問題の出題形式です。
午前問題対策・・・3級と試験時間は同じで出題数も同じ。違いは4択問題!!
当然、3級の○×や3択に比べたら時間がかかるのは明らかですよね?
よって、問題を解くスピードを意識するのが重要です。すなわち頭の中に入っている勉強した知識を引っ張り出すスピードを速くすること。
テキストで勉強する内容は、3級も2級もそんなに違いはありません。(私が勉強したナツメ社のテキストのことですよ。)違いは当然ありますが、マニアックというか難しい問題、苦手な分野の問題は多少捨てても合格点は取れます。3級と同じで午前問題は、6割以上(36/60以上)でいいのですから!!
午後問題対策・・・3級との違いは、試験時間が30分増えていることと、多肢選択式や○×(×の場合、間違っているのを修正する)の部分もありますが、記述式(計算)が重要となることです。30分増えたのは記述式となって、より頭を使わないとならないからと思ってください。勉強する内容や試験で出題されているパターンを分析すると、3級と2級って大差ないんですよ。問われているのは、ほぼ同じこと。問題の正解を導き出す過程が、より重視されているという点が3級と2級の違いだと私は思いました。それを裏付けることとして、計算式を書く問題もありますからね。
まぁ知っているか知らないかという単純な問題もありますけどね。その辺が試験実施回毎の合格者数にも反映されていると思います。(合格者数などのデータも金融財政事情研究会のHPに記載されていますよ!)
あと多肢選択問題に関してなんですが、午後問題は1点問題が多いんですけど、1点問題4つの穴埋め選択で、一つの問題(文章)になっているのがあるので、その問題がまったくわからないと各分野で10点の配点があるとしたらそれだけで4点マイナスになってしまうというのが非常に怖いところなんですよ・・・。
午後試験で不合格になるとしたら、たまに出題されるマニアック問題で4つの穴埋めが全滅なんてときじゃないかなぁと感じました。あと絶対押さえておかなきゃならないのが、税制の改正です。私も穴埋め4つ全滅問題がありました・・・。まったく意識しないで基本的な部分しか勉強していなかったので、一瞬目の前が真っ白になってしまったことを覚えています。
どんな問題だったかというと、TAXの問題で、「ふるさと納税」の問題が出題されたのです。(ふるさと納税という言葉は聞いたことはありましたが、内容までは知りませんでした・・・。)
まぁ他のテキストだったら記載されていたことなのかもしれませんけどね。個人住民税関係は1,2ページしかナツメ社のテキストには載ってなかった・・・。たぶん最新のテキストはちゃんと載っているはずですよ。確認してみてください。
同じTAXの問題で、今でも理解していませんが、「エンジェル税制」についての問題もありました。(エンジェル税制については・・・ネット検索などで、自分で調べてくださいね!)
ちなみにTAX分野の午後試験の得点は10点中4点でした・・・。他の分野でカバーできたからよかったんですけどね。
税制の法改正や時限法(時限法・・・例えば、平成〇〇年の3月まで適用される法律とか)などは押さえておくべきです!!(試験中にパニックにならないためにもね・・・)
最後に、2級FP技能士の私の得点ですが、
午前問題・・・52/60、午後問題・・・37/50 でした。
つまり、2級FP技能士も独学で、かつ勉強期間がそんなに取れなくても合格できますよってことです。
以上で2級FP技能士についての記事を終わります。
いよいよ、次回は「行政書士」です。現在合格している資格の最後です。ネタ切れです・・・。なので、2、3回ぐらいに分けて記事にするかもしれません。
追記:
以下に参考になるかわかりませんが、独学では厳しいかなぁと記事を読んで感じた人向けに勉強法の教材、資格の学校への通学・通信講座も検討したいという人向けに資格の学校のリンクを掲載しておきますね。(じっくり読んで比較検討してみてください)
今後、さらに2級FP技能士の上位資格の1級FP技能士やCFP、別の難関資格に挑戦したいのなら、もっと勉強を効率的に行いたいと考えると思います。そこで下記の勉強方法の教材のリンクを紹介しておきます。
・FPの上位資格・他の難関資格の受験を考えている人
平成の資格王 試験最短合格勉強法
私の記事を読んで独学で資格の勉強をするの難しいかもと不安になってしまった方に参考までにFPの資格の学校のHPを紹介しておきます。特に費用対効果の検討をしてみてくださいね。
・資格の学校(LEC)
2011年9月受検向け 2級FP/AFP対策パック
関連ブログ内記事:3級FP技能士(資格合格その16)-1
3級FP技能士の記事でも説明しましたが、上記名称が正式名称だそうです。
資格の説明は、3級FP技能士の記事を参照願いますね。試験の概要など詳しく知りたい方は、金融財政事情研究会のHPで確認願います。ちなみにHPから試験の申込もできますからね。
3級FP技能士の記事でも前置きの話を書きましたが、2級FP技能士でも私がどういう状況で勉強してきたのかっていうのも参考になるかもしれませんので書いておきます。読みたくなければ飛ばしても結構ですからね。
まず、2級FP技能士の勉強を開始したのは、平成20年11月9日の行政書士試験を受験して1週間ぐらい過ぎてからだったと思います。2級FP技能士の試験日が平成21年1月25日だったので、勉強期間約2ヵ月半しかない状況でした。
正直、2級FP技能士は2ヵ月半では厳しいかなぁとは思いましたが、テキスト&問題集は行政書士の勉強をしている最中にすでに購入しておきました。3級FP技能士を5月、行政書士を11月、2級FP技能士を翌年1月に受験するという無駄のない効率的な年間スケジュールを計画していましたので、勢いでそのまま行ってしまおうって感じでした・・・。(計画と言っても、合格するって気持ちだけの計画であって、勉強スケジュールは綿密ではなく、かなり大雑把でした・・・。)
3級FP技能士を5月の終わりに受験して、一旦6月~11月前半までは行政書士の勉強だけをしていましたが、3級も2級もベースになる勉強の内容は同じでしたので、3級で勉強した知識を2級のテキスト&問題集で思い出せるのです。それができれば2ヵ月半の合格は可能です。
もちろん、皆さんは私のように間に行政書士の試験を挟む必要はまったくありませんので、5月に3級FP技能士、9月に2級FP技能士を受験して合格することもできるはずです。そちらの方が、勉強期間にブランクがないし、似たような勉強を続けてしているのですから、当然勉強した内容を忘れる確率は低くなりますよね。一番効率のよいスケジューリングですよね。
勉強方法、使用したテキスト&問題集などは3級FP技能士と同じ出版社の2級用のモノを使って勉強しました。
テキスト&問題集は、
【送料無料】一発合格!FP技能士2級AFP完全攻略テキスト(10-11年版) |
【送料無料】一発合格!FP技能士2級AFP完全攻略実戦問題集(10-11年版) |
どちらも3級FP技能士と同じナツメ社の本を使用しました。過去の試験問題&解答も上記金融財政事情研究会のHPからダウンロードして利用している点も同じです。
勉強方法、テキスト&問題集、過去の試験問題の入手方法と利用方法は3級となんら変わりありません。(ただし、2級のテキストの内容は少し深いところが載っていたり、試験形式も午前問題は4択、午後は記述式、○×式、多肢選択式が併用されていたり違いは当然あります。当たり前ですが難易度も・・・)
勉強方法のところは、気になるところだと思いますので、もう一回書いておきます。
分野ごとのテキストの勉強が終わったら章末問題をやって、その分野のテキスト準拠の問題集を解く。それを2回繰り返し、3回目の問題は間違えたところだけ解く(できなかったら答えを暗記しちゃう)。問題集にはチェック欄があるので有効に利用してくださいね。
そして、ダウンロードして印刷した過去の試験問題を過去1年分(3回分)は最低解く。これも間違えたところを1回、2回見直して出題パターンを把握する。
繰り返す回数に関しては、時間に余裕がある方は何度やってもいいですからね。このブログに書いた繰り返し回数は私が実践したものです。(ちゃんと合格しましたよ!!)
ダウンロードした過去の試験問題の解答には、3級FP技能士と同様に詳しい解説が全くありません。ですから、使用したテキスト&問題集で類似パターンの問題を探して分析するという流れです。(あくまで私のやり方ですよ!!)
あとは、2級FP技能士では何を意識して勉強したらいいのかとか試験当日対策はどうやったのかっていうところの3級FP技能士との違いの部分を書いていきたいと思います。(たいした違いではありませんけどね・・・)
2級と3級の最大の違いは、試験問題の出題形式です。
午前問題対策・・・3級と試験時間は同じで出題数も同じ。違いは4択問題!!
当然、3級の○×や3択に比べたら時間がかかるのは明らかですよね?
よって、問題を解くスピードを意識するのが重要です。すなわち頭の中に入っている勉強した知識を引っ張り出すスピードを速くすること。
テキストで勉強する内容は、3級も2級もそんなに違いはありません。(私が勉強したナツメ社のテキストのことですよ。)違いは当然ありますが、マニアックというか難しい問題、苦手な分野の問題は多少捨てても合格点は取れます。3級と同じで午前問題は、6割以上(36/60以上)でいいのですから!!
午後問題対策・・・3級との違いは、試験時間が30分増えていることと、多肢選択式や○×(×の場合、間違っているのを修正する)の部分もありますが、記述式(計算)が重要となることです。30分増えたのは記述式となって、より頭を使わないとならないからと思ってください。勉強する内容や試験で出題されているパターンを分析すると、3級と2級って大差ないんですよ。問われているのは、ほぼ同じこと。問題の正解を導き出す過程が、より重視されているという点が3級と2級の違いだと私は思いました。それを裏付けることとして、計算式を書く問題もありますからね。
まぁ知っているか知らないかという単純な問題もありますけどね。その辺が試験実施回毎の合格者数にも反映されていると思います。(合格者数などのデータも金融財政事情研究会のHPに記載されていますよ!)
あと多肢選択問題に関してなんですが、午後問題は1点問題が多いんですけど、1点問題4つの穴埋め選択で、一つの問題(文章)になっているのがあるので、その問題がまったくわからないと各分野で10点の配点があるとしたらそれだけで4点マイナスになってしまうというのが非常に怖いところなんですよ・・・。
午後試験で不合格になるとしたら、たまに出題されるマニアック問題で4つの穴埋めが全滅なんてときじゃないかなぁと感じました。あと絶対押さえておかなきゃならないのが、税制の改正です。私も穴埋め4つ全滅問題がありました・・・。まったく意識しないで基本的な部分しか勉強していなかったので、一瞬目の前が真っ白になってしまったことを覚えています。
どんな問題だったかというと、TAXの問題で、「ふるさと納税」の問題が出題されたのです。(ふるさと納税という言葉は聞いたことはありましたが、内容までは知りませんでした・・・。)
まぁ他のテキストだったら記載されていたことなのかもしれませんけどね。個人住民税関係は1,2ページしかナツメ社のテキストには載ってなかった・・・。たぶん最新のテキストはちゃんと載っているはずですよ。確認してみてください。
同じTAXの問題で、今でも理解していませんが、「エンジェル税制」についての問題もありました。(エンジェル税制については・・・ネット検索などで、自分で調べてくださいね!)
ちなみにTAX分野の午後試験の得点は10点中4点でした・・・。他の分野でカバーできたからよかったんですけどね。
税制の法改正や時限法(時限法・・・例えば、平成〇〇年の3月まで適用される法律とか)などは押さえておくべきです!!(試験中にパニックにならないためにもね・・・)
最後に、2級FP技能士の私の得点ですが、
午前問題・・・52/60、午後問題・・・37/50 でした。
つまり、2級FP技能士も独学で、かつ勉強期間がそんなに取れなくても合格できますよってことです。
以上で2級FP技能士についての記事を終わります。
いよいよ、次回は「行政書士」です。現在合格している資格の最後です。ネタ切れです・・・。なので、2、3回ぐらいに分けて記事にするかもしれません。
追記:
以下に参考になるかわかりませんが、独学では厳しいかなぁと記事を読んで感じた人向けに勉強法の教材、資格の学校への通学・通信講座も検討したいという人向けに資格の学校のリンクを掲載しておきますね。(じっくり読んで比較検討してみてください)
今後、さらに2級FP技能士の上位資格の1級FP技能士やCFP、別の難関資格に挑戦したいのなら、もっと勉強を効率的に行いたいと考えると思います。そこで下記の勉強方法の教材のリンクを紹介しておきます。
・FPの上位資格・他の難関資格の受験を考えている人
平成の資格王 試験最短合格勉強法
私の記事を読んで独学で資格の勉強をするの難しいかもと不安になってしまった方に参考までにFPの資格の学校のHPを紹介しておきます。特に費用対効果の検討をしてみてくださいね。
・資格の学校(LEC)
2011年9月受検向け 2級FP/AFP対策パック
関連ブログ内記事:3級FP技能士(資格合格その16)-1
PR
トラックバック
トラックバックURL:
コメント
FP
よくCFPって聞きますが、AFPよりどれくらい難しいですか?
posted by 前田 at 2009/09/03 01:30 [ コメントを修正する ]
僕はCFPの勉強を一切していません。CFP用の市販のテキストをチラっと読んでみて、難しそうだなぁという感想ぐらいしかないです・・・。なのでAFPとの比較はできないのです。申し訳ないです・・・。(今後もこれ以上FP関連の資格を深く追求するつもりはありません)
もしファイナンシャルプランナーをメインとして仕事をするのであれば、CFPまでの受験を視野に入れて勉強した方がよいかなぁとは思いますけどね。
ちなみにAFPもCFPも合格後に登録したり、継続学習!?などあるようですので、資格を維持する費用がそれなりにかかるはずです。受験するなら、合格後の資格活用プランまで検討した方がよいと思いますよ。
欲しい情報を教えられなくてゴメンなさい。
もしファイナンシャルプランナーをメインとして仕事をするのであれば、CFPまでの受験を視野に入れて勉強した方がよいかなぁとは思いますけどね。
ちなみにAFPもCFPも合格後に登録したり、継続学習!?などあるようですので、資格を維持する費用がそれなりにかかるはずです。受験するなら、合格後の資格活用プランまで検討した方がよいと思いますよ。
欲しい情報を教えられなくてゴメンなさい。
posted by kuriちゃん(ブログ運営者) at 2009/09/03 22:17 [ コメントを修正する ]