年金アドバイザー3級
この資格もマイナー資格ですね。受験する人の大半が、銀行などの金融系企業で働いている人だと思います。おそらく半強制的に団体申込の受験で・・・。
年金アドバイザー試験の主催団体は、銀行業務検定協会というところです。
主な検定試験の実施目的としては、銀行窓口担当者等が年金相談にきた顧客に年金についてわかりやすく説明するために必要な知識の習得度を示す指標としての試験というところでしょうか。
しかし、社会保険労務士やファンナンシャルプランナーなどの独立開業者にも有効な資格ではあると思います。ただし3級では顧客に対するアピールにはならないとは思いますが・・・。(こんな知識・資格も持っていますよという補助的なアピールにどうですかね??)
私は、社会保険労務士に合格して直近に実施された年金アドバイザー3級試験を受験しましたが、銀行業務検定協会から出版されている問題解説集(下記リンク)を購入して、それだけをサラっと解いただけでした。(社労士試験で勉強する国民年金法と厚生年金保険法の知識があれば問題は十分解けます)
【送料無料】年金アドバイザー3級(2012年3月受験用) |
(↑↑↑の本は、簡単に言うと過去問集とその解説本です)
補足:上記解説本は最新版2012年3月受験用です!!2011年11月下旬に発売されましたよ!受験予定の方はチェックしてくださいね!
社労士試験が例年8月最終日曜日、年金アドバイザー試験が3月上旬から中旬だと思うので、時間的には十分余裕があるはずです。
社労士試験の合格発表を待ってから勉強を開始してもいいし、社労士に不合格だった場合を想定して、社労士の次年度受験のリハビリとして年金アドバイザー3級の勉強をしておくのもいいのかもしれないですよ。(まぁ不合格のことは考えたくないのが普通でしょうがね。)
(追記:2011年1月23日)
2011年から年金アドバイザー3級試験が3月と10月(新規実施)の年2回実施されることになりました!
ちなみに2011年の10月試験は、10月23日(日)です。
そうなってくると、8月終りの社労士試験後の直近の10月試験で合格しちゃう方が合理的ですね。時間的無駄がなくなりますし、できれば暗記した年金知識を忘れないうちに合格しちゃいましょう。まぁ社労士試験後1ヶ月半ぐらいしかないので、その分効率的に勉強することも要求されますがね・・・。
年金アドバイザー3級の受験勉強について
単独で、年金アドバイザーだけの勉強をするのはお勧めしません。銀行などの金融系の企業に勤めているのなら別ですが・・・。
社労士受験とセットで考えている人で、おまけとして資格をゲットしてしまおうと考えている人以外は、参考になる部分が少ないかも知れません・・・。
勉強方法は、基本は社労士のテキストで国民年金法と厚生年金保険法を勉強し、先ほど紹介した「問題解説集 年金アドバイザー3級」を購入して問題を何度か繰り返して解く。それだけで十分です。
問題解説集を解いていると気づくと思いますが、社労士試験より具体的数字を使った問題が出題されるので、それを意識してやれば60%の得点は余裕で取れるはずです。(社労士に合格しようとしてるのなら、年金アドバイザー3級試験は80%以上得点しないとダメかなぁと個人的な意見ですが私は思いますねぇ・・・)
あと私が受験した時代には、試験問題を解くための要点整理された対策本はなかったと思うのですが、今は下記リンクの本も販売されているようです。参考までに。
【送料無料】年金アドバイザー3級(2011年10月・2012年3月受験用) |
(↑↑↑の本に関しては、情報があまりありません。本屋で中身を見ようにも取り寄せになってしまうことが多いと思います。「オススメ本です!」とは私の口からは言えませんのでご了承くださいね。ネット購入する場合は、口コミなどがあればそちらを参考にしてみてください。)
もし、資格の学校の通学講座、通信講座をどうしても探したいのでしたら、LECが年金アドバイザー3級の合格講座を実施していますので、下記リンクを確認してみてください。(3万5千円~4万5千円くらい費用がかかってしまうと思いますが・・・)
2012年3月向け:年金アドバイザー3級合格講座
それと、「資格合格法」という一つの資格に特化したものではないのですが、よく言われている難関資格でも通用する勉強法というのを教材にした方がいらっしゃいます。
その方は、テレビにも取り上げられたこともあり、合格した資格の数が452個もあるという「資格王」です。(現在はもっと合格数が増えてるかも!?)
もし、年金アドバイザー試験の合格を足がかりにして、難関資格にステップアップするつもりの方は、ぜひ下のリンクをチェックしてみてくださいね。
平成の資格王 試験最短合格勉強法
私も資格の数は「資格王」には遠く及ばないにしても、いくつかのコツを掴んだからこそ、このブログの中で取り上げた資格に合格できたんですからね。
400以上の資格に合格したということは、もっと洗練されたコツが網羅されている教材であることは間違いないでしょう。
特に難関資格は時間の節約が合格のポイントになると思いますから、勉強方法を手に入れるのにお金を使うことも必要なことだと思いますよ。費用対効果が気になるところですがね。その辺は、上記リンク先のHPをよ~く熟読してご自分で判断してくださいね。
参考:試験の情報は、「銀行業務検定協会年金アドバイザー3級」のHPを確認してくださいね。インターネットからの受験申込も、このページからできます。
次回は、年金アドバイザー3級と同時受験した「確定拠出年金アドバイザー3級」のことを記事にしたいと思います。(最近の試験では、同時受験はできなくなったようですが・・・)
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コメント
はじめまして。
樋口と言います。よろしくお願いします。年金アドバイザーですが、3級と2級を同時に合格したいと思っています。年金については、「超」がつくぐらいの初心者ですが、大丈夫でしょうか?
posted by 樋口 at 2009/07/09 16:35 [ コメントを修正する ]
はじめまして。返事が遅くなり申し訳ありません。
「大丈夫です!!」と言って欲しいのでしょうが、僕にはなんとも言えません・・・。
特に、同時に3級・2級を勉強して受験したという経験もありませんし。記事を読んでいただいたらわかると思いますが、僕には社労士試験で年金を勉強しているという前提条件があるというのもあり、樋口さんの状況というのも全くわかりませんので、適当な事を無責任に言うことはできません・・・。
ただ、どうせなら3級と2級同時に合格したいという気持ちはわかりますので、ぜひがんばってください。決して同時合格できない資格ではないと思いますから。
「大丈夫です!!」と言って欲しいのでしょうが、僕にはなんとも言えません・・・。
特に、同時に3級・2級を勉強して受験したという経験もありませんし。記事を読んでいただいたらわかると思いますが、僕には社労士試験で年金を勉強しているという前提条件があるというのもあり、樋口さんの状況というのも全くわかりませんので、適当な事を無責任に言うことはできません・・・。
ただ、どうせなら3級と2級同時に合格したいという気持ちはわかりますので、ぜひがんばってください。決して同時合格できない資格ではないと思いますから。
posted by kuriちゃん(ブログ運営者) at 2009/07/20 21:57 [ コメントを修正する ]