パソコン財務会計主任者試験(1級、2級)
※平成21年度から会計ソフト実務能力試験に変更
けっこうマイナー資格だとは思いますが、簡単にいうと簿記の知識と経理ソフトの実務能力(1級)をアピールできる資格ということになるでしょう。
ただし、この資格で転職を考えている人は、受験準備を始める前に少し考えてください。
2級だけの受験なら日商簿記3級で十分でしょうし、1級を受験するには受験で使用する経理ソフトの選択をしなければなりません。転職先の経理ソフトと同じもので受験しないとあまり意味がないことでしょう・・・まぁ転職先の使っている経理ソフトなんて、面接で聞くか入社してからしかわからないでしょうから、参考程度に簿記知識とパソコン知識がありますってアピールできればいいと思える人なら受験準備に取り掛かってもいいんじゃないでしょうか・・・。
ただ転職先の経理ソフトが受験で選択した経理ソフトと違っていたとしても、経理ソフトの仕組みはみんな同じ複式簿記に準じているはずですので、すぐに適応できますってアピールすることも可能だと思いますけどね。
試験概要(平成21年度からの会計ソフト実務能力試験について)
◎会計ソフト実務能力試験2級・・・財務会計ソフトを利用する上で必要なコンピュータおよびパソコンの基本的知識と簿記経理に関する実務上の基礎知識(日商簿記3級程度以上の知識および消費税などに関する基本的な知識)を有し、パソコン財務会計システムの利用を理解し、日常業務ができる能力を判定する。
◎会計ソフト実務能力試験1級・・・財務会計ソフトを利用する上で必要なコンピュータおよびパソコンの応用知識と簿記経理に関する実務上の体系的知識(日商簿記2級程度以上の知識および各種税務などに関する基本的な知識)を有し、パソコン財務会計システムを活用した会計業務に関し、指導者的な立場で管理、運用ができる能力を判定する。
以上こんな感じです。といってもわかりづらいですよね・・・。
要は、2級も1級も簿記知識のみならず、消費税などの税務知識、パソコンソフトを使う以上パソコンやインターネットの知識も必要だということです。
私の試験勉強について
私はこの試験を受けたのは、すでにブログに載せたように「日商簿記2級」と「初級シスアド」に合格した後だったので、基本的には筆記対策のテキストは公式ガイドで十分でした(過去問も載っています)。
実技対策としては、受験した経理ソフトが弥生会計Pro2000というバージョンでしたが、その経理ソフトの操作マニュアル本を購入して、そのマニュアルで操作を一通り覚えました。(確か体験版ソフトのCDが付いていたはずですが、体験版ですので操作できる機能は限られてはいますが受験用に使うのであれば十分です。)
※ 試験の公式ガイドにも試験で使える経理ソフトの体験版CDが付いていると思います。(今はHPからのダウンロードかもしれません。どちらにしろソフト販売会社のHPで体験版ならダウンロードできると思いますが・・・)
本来であれば、自分が勤めている会社で使用する経理ソフトと同じソフトで受験するのが一番でしょうが、当時は経理ではなかったし、社会保険労務士の勉強をしている最中でしたので、社会保険労務士に合格後は会社も転職する予定でしたから、受験の際の経理ソフトの選択は、たまたま弥生会計Pro2000の操作マニュアル本が本屋さんの棚にあったというだけの理由だったと思います・・・。
平成21年度からの試験形式は会計ソフト実務能力試験のHPを参照願います。
ちなみに私が受験した(旧パソコン財務会計主任者試験)平成13年ごろの2級が筆記マークシートのみで90分(平成21年度からの2級は90分)。1級が筆記マークシートと実技(経理ソフトへの入力と記述(経理ソフトに入力したデータなどを解答する問題))で120分。
1級の実技試験については、私が受験した平成13年は最後にフロッピーディスクに経理ソフトのデータを保存して提出しました。
受験対策のアドバイス
この1級の試験も、このブログの記事に載せたマイクロソフトオフィスのMOUS検定試験同様、パソコン画面で操作するだけではなく、時間との闘いとなるのでちょっとしたことでパニック状態になってしまいます。
しかも日商簿記検定とは違い、コンピュータソフトで自動計算していますので、ミスや数字が合わないときの迅速の対応ができるかどうかも合格の鍵を握ると思います。その辺りのことは簿記の知識をフルに使いつつ、経理ソフトのマニュアルやヘルプを参考にしてトラブルシューティングの練習も受験対策しておければ、よりベターなのではないでしょうか。
下記に受験資格と合格基準を載せておきますが、これも過去の話をしてもしょうがないので、平成21年度からの会計ソフト実務能力試験のものです。
受験資格
◎2級・・・特になし。
◎1級・・・2級合格者か日商簿記2級合格者(この条件を満たしていなくても、同日に1級と2級を併願受験する方法があります)
※ちなみに私は1級と2級の併願受験でした。
合格基準
◎2級・・・70%以上の正解率
◎1級・・・60%以上の正解率
以上で終わります。次は「社会保険労務士」について書きます。
※平成21年度から会計ソフト実務能力試験に変更
けっこうマイナー資格だとは思いますが、簡単にいうと簿記の知識と経理ソフトの実務能力(1級)をアピールできる資格ということになるでしょう。
ただし、この資格で転職を考えている人は、受験準備を始める前に少し考えてください。
2級だけの受験なら日商簿記3級で十分でしょうし、1級を受験するには受験で使用する経理ソフトの選択をしなければなりません。転職先の経理ソフトと同じもので受験しないとあまり意味がないことでしょう・・・まぁ転職先の使っている経理ソフトなんて、面接で聞くか入社してからしかわからないでしょうから、参考程度に簿記知識とパソコン知識がありますってアピールできればいいと思える人なら受験準備に取り掛かってもいいんじゃないでしょうか・・・。
ただ転職先の経理ソフトが受験で選択した経理ソフトと違っていたとしても、経理ソフトの仕組みはみんな同じ複式簿記に準じているはずですので、すぐに適応できますってアピールすることも可能だと思いますけどね。
試験概要(平成21年度からの会計ソフト実務能力試験について)
◎会計ソフト実務能力試験2級・・・財務会計ソフトを利用する上で必要なコンピュータおよびパソコンの基本的知識と簿記経理に関する実務上の基礎知識(日商簿記3級程度以上の知識および消費税などに関する基本的な知識)を有し、パソコン財務会計システムの利用を理解し、日常業務ができる能力を判定する。
◎会計ソフト実務能力試験1級・・・財務会計ソフトを利用する上で必要なコンピュータおよびパソコンの応用知識と簿記経理に関する実務上の体系的知識(日商簿記2級程度以上の知識および各種税務などに関する基本的な知識)を有し、パソコン財務会計システムを活用した会計業務に関し、指導者的な立場で管理、運用ができる能力を判定する。
以上こんな感じです。といってもわかりづらいですよね・・・。
要は、2級も1級も簿記知識のみならず、消費税などの税務知識、パソコンソフトを使う以上パソコンやインターネットの知識も必要だということです。
私の試験勉強について
私はこの試験を受けたのは、すでにブログに載せたように「日商簿記2級」と「初級シスアド」に合格した後だったので、基本的には筆記対策のテキストは公式ガイドで十分でした(過去問も載っています)。
実技対策としては、受験した経理ソフトが弥生会計Pro2000というバージョンでしたが、その経理ソフトの操作マニュアル本を購入して、そのマニュアルで操作を一通り覚えました。(確か体験版ソフトのCDが付いていたはずですが、体験版ですので操作できる機能は限られてはいますが受験用に使うのであれば十分です。)
※ 試験の公式ガイドにも試験で使える経理ソフトの体験版CDが付いていると思います。(今はHPからのダウンロードかもしれません。どちらにしろソフト販売会社のHPで体験版ならダウンロードできると思いますが・・・)
本来であれば、自分が勤めている会社で使用する経理ソフトと同じソフトで受験するのが一番でしょうが、当時は経理ではなかったし、社会保険労務士の勉強をしている最中でしたので、社会保険労務士に合格後は会社も転職する予定でしたから、受験の際の経理ソフトの選択は、たまたま弥生会計Pro2000の操作マニュアル本が本屋さんの棚にあったというだけの理由だったと思います・・・。
平成21年度からの試験形式は会計ソフト実務能力試験のHPを参照願います。
ちなみに私が受験した(旧パソコン財務会計主任者試験)平成13年ごろの2級が筆記マークシートのみで90分(平成21年度からの2級は90分)。1級が筆記マークシートと実技(経理ソフトへの入力と記述(経理ソフトに入力したデータなどを解答する問題))で120分。
1級の実技試験については、私が受験した平成13年は最後にフロッピーディスクに経理ソフトのデータを保存して提出しました。
受験対策のアドバイス
この1級の試験も、このブログの記事に載せたマイクロソフトオフィスのMOUS検定試験同様、パソコン画面で操作するだけではなく、時間との闘いとなるのでちょっとしたことでパニック状態になってしまいます。
しかも日商簿記検定とは違い、コンピュータソフトで自動計算していますので、ミスや数字が合わないときの迅速の対応ができるかどうかも合格の鍵を握ると思います。その辺りのことは簿記の知識をフルに使いつつ、経理ソフトのマニュアルやヘルプを参考にしてトラブルシューティングの練習も受験対策しておければ、よりベターなのではないでしょうか。
下記に受験資格と合格基準を載せておきますが、これも過去の話をしてもしょうがないので、平成21年度からの会計ソフト実務能力試験のものです。
受験資格
◎2級・・・特になし。
◎1級・・・2級合格者か日商簿記2級合格者(この条件を満たしていなくても、同日に1級と2級を併願受験する方法があります)
※ちなみに私は1級と2級の併願受験でした。
合格基準
◎2級・・・70%以上の正解率
◎1級・・・60%以上の正解率
以上で終わります。次は「社会保険労務士」について書きます。
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